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「角」にこだわり。曲尺の角部


曲尺の角部に注目すると、厚みがあったり、竿部と均一の厚みだったりと、それぞれ違いがある事に気付きます。
今回は、そんな曲尺の角部の形状をご紹介します。
 

1. 角厚

「角厚」は角部が厚いことで直角度を保ち、しならせた時に角部が当てやすい形状になっています。
古来から大工職人さんに愛用されている形状です。

 

このように竿をしならせて角部を材料に当てやすくなっている。

 

角を材料に引っ掛けて墨差しで墨を引く様子。角の厚みによって直角度が保たれ、真っ直ぐな線が引きやすい。

 

2. 角薄 (2024年7月現在、角薄タイプは取り扱っておりません。)

「角薄」は角厚のように角部に厚みがありますが、角厚よりも角が薄い。その分ケガキやすくなっている形状です。

 

3. 同厚

「同厚」は、角部も竿も同じ厚みになっている曲尺です。厚みが均一である事から使用シーンを選ばず、鉛筆でケガくなどの用途にも使いやすい。一般の方やDIYer、プロの方まで広く親しまれている形状です。

 

このように角部も竿全体もぴったりと材料に当てることができる。

 

DIYや鉛筆でのケガキ作業にも使いやすい。

 
角部の違いは、ケガキやすさ、測定作業のしやすさに関わる大切な特長です。
シーンによってお選びください。

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