ポリイミドヒーター
ポリイミドヒーターは絶縁材にポリイミドを使用しているため、ポリエステルヒーターと比べて耐熱温度が高いのが特長です。
ヒーターの昇温レスポンスも早いので大幅な性能アップが可能です。
仕様
一般仕様 | |
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製造可能最大寸法 | 450×550~1,450mm |
ヒーター耐熱温度 | 100℃~250℃ |
金属箔材質 | ステンレス |
電気的特性 | |
絶縁耐電圧 | AC1,500V/1分間 |
絶縁抵抗 | 100MΩ以上(DC500V) |
抵抗値偏差率 | ±10%以内 |
その他 | |
端子部処理 | 金属箔露出、又はハトメ |
被加熱物への取り付け | 貼り付け用に粘着材追加が可能 |
構成
注意事項
- ステンレス箔に直接はんだ付けを行う場合、ステンレス用はんだ又はフラックスが必要です。また、一般にステンレスへのはんだ付けは強度が弱いため、はんだ付け後の固定を十分に行う必要があります。
- 高温使用の場合は、端子部へのはんだ付けはできません。機械的な圧着を行ってください。
- 絶縁用ポリイミドテープ、耐熱両面テープの貼り付け幅は制約がありますので、詳細はお問い合わせください。
- 高温使用の際、テープを貼った部分の気泡が熱膨張により増大する場合があります。(気泡の膨張を避けるには、テープは使用せずに機械的な固定を行ってください。)
- ポリイミドヒーターを輸出される場合、外国為替及び外国貿易法に規定される届け出が必要です。