【動画で紹介】曲尺で三角形と円の中心を描く
曲尺は長さや直角を測定する道具ですが、その他にも様々な使い方があります。
ここでは、曲尺一本で簡単にできる三角形の描き方と、円の中心の描き方をご紹介します。
1. 二等辺三角形
1. 材料の端に、曲尺の「長枝」と「短枝」の「同じ目盛」を合わせます。
2. 曲尺に沿って直線をケガきます。
2. 直角三角形
1. 材料の端に曲尺を置き、「0」と「20cm」に「印」を付けます。
2. 「短枝の10cm」を「片方の印」に合わせたら、「長枝」を「もう片方の印」に合わせます。
3. 曲尺に沿って直線をケガきます。
3. 正三角形
1. 材料の端に曲尺を置き、「0」と「20cm」に「印」を付けます。
2. 「短枝の10cm」を「片方の印」に合わせたら、「長枝」を「もう片方の印」に合わせます。
3. 「短枝」に「10cmの線」をケガき、「長枝」で「20cmの線」に伸ばします。
4. 「左の印」から「20cmの線の先端」へ直線をケガきます。
4. 円の中心
1. 円周上に曲尺の「角」を合わせて、左右に「長枝・短枝」の同じ目盛を合わせます。
2. 左右に「印」を付けて、2つの印を線で繋ぎます。
3. 円を「90°回転」させて、同じように「印」を付けて線で繋げます。
このように、分度器がなくても曲尺で角度を出したり、円の中心を出すことができます。
曲尺はただ長さを測るだけでなく、測ることを応用して様々な使い方ができるので、とても便利な道具です。