その角度、どうやって測る?「プロトラクター」とは?
「角度」を測定する際に、皆さんはどんな道具を使いますか?
「平面上に描かれた線の角度」を測る道具といえば、「分度器」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし「物体の辺の角度」となると、分度器を当てるのが難しい場合があり、
対象物によっては向いていないケースもあります。
そんな時には「プロトラクター」が向いているかも!
今回はプロトラクターをご紹介します。
【 プロトラクター 】
プロトラクターは「分度板」と「竿」が一体になった道具で、古くから大工さんにも愛用されています。
以下のような使い方ができます。
■分度板で角度を測定
このように分度板と竿を挟み込むように当てて、分度板の角度を読み取ります。
■竿に沿ってケガく
竿に沿って、このように材料にケガく事ができます。
また、竿の目盛で長さを測る事もできます。
(竿に目盛が入っていない種類のプロトラクターもあります。)
【 参考:2本竿タイプの長所 】
プロトラクターには竿が2本付いたものが存在します。
1本竿のタイプでは分度板が当てられないような場面でも、2本竿のタイプならしっかり当てて測定できます。
■1本竿の場合
このような物体の角度を測る際に、1本竿だと分度板が当てられない為、測れない。
■2本竿の場合
分度板から伸びた竿で当てて測る事が出来る。
【 参考:デジタルプロトラクター 】
こちらの製品は角度をデジタル表示する、「デジタルプロトラクター」。
液晶表示部に角度が表示され、簡単に数値を読み取ることができます。
今回はプロトラクターをご紹介しました。建築や大工仕事だけでなく、DIYや、ちょっとした小物作りで角度を確認したい場合にも重宝しますよ!ぜひご参考にしてください。
【 プロトラクターの製品情報は → コチラ から 】