曲尺の様々な目盛
古来から職人さんに愛用されている「曲尺」。
曲尺には、「cm目盛」と「尺相当目盛」以外にも様々な目盛があります。今回は、そんな曲尺の便利な目盛を紹介します。
目盛一覧
1. 角目
「表の目盛を√2倍(1.414倍)した目盛」です。
この目盛で丸太の直径を測れば、丸太から取れる角材の一辺の長さがわかります。
例えば、丸太の直径が角目で15の場合、1辺が15cmの角材を取ることができます。
この画像の場合、1辺が17.6cmの角材を取れることがわかります。
2. 丸目
「表の目盛を円周率(3.14)で縮小した目盛」です。
この目盛で円の直径を測ると円周がわかる仕組みになっています。
例えば、円の直径が丸目で60の場合、円周は60cmであることがわかります。
この画像の場合、円周は78cmということになります。
3. ホゾ穴測定目盛
このように、「穴に突き当てて読み取る目盛」です。加工した溝の深さや、すき間などを測る時に便利な目盛です。
4. 割付目盛
曲尺50cmには、「4ツ割・5ツ割・6ツ割」といった割付目盛が付いている曲尺があります。
これはサブロク板(909mm×1,818mm)の長辺を4等分・5等分・6等分する時に便利な目盛です。
例えば、サブロク板の長辺の端に曲尺の角部を置き、6ツ割目盛のところでケガきます。(ケガキ線➀)
そのケガキ線に合わせて曲尺の角部を置き、6ツ割目盛を繰り返しケガく(ケガキ線➁)ことで6等分することができます。
このように、曲尺には計算で求めなければいけない長さ等が既に目盛としてあるので、とても便利です。
曲尺を使うことで計算という作業を減らし、時間短縮をしながら効率良く作業をすることができます。