曲尺の用途が広がる。曲尺用ストッパーの使い方
大工・建築・鉄工・DIY など、さまざまなシーンに欠かすことができない道具、曲尺。
そんな曲尺をより便利に、幅広い用途に使うための「曲尺用ストッパー」をご紹介したいと思います。
曲尺用ストッパーを任意の位置に固定することで、材料の端部に対して平行にケガくことができます。
また、45°の斜め線が引けるので、巾木や額縁などの留め加工のケガキ作業にも便利です。
曲尺の内目盛を利用し、パイプの直径や板材の厚さをノギスのように測定できます。
曲尺用ストッパーを逆向きに取り付けることで、高さ測定ができます。
●バーニヤ目盛の読み方
曲尺の目盛とストッパーのバーニヤ目盛を組み合わせて読み取ります。
曲尺用ストッパーのバーニヤ目盛は29mm を10 等分した目盛で、0.1mm 単位で読み取ることができます。
①バーニヤの0 点が曲尺の外側目盛のどこにあるのかを読みます。
A=35mm
②バーニヤ目盛と曲尺の外側目盛がピッタリ合ったところを読み取ります。
B=0.3mm
③A+B= 測定値 35mm+0.3mm=35.3mm となります。
このように曲尺だけでは読み取れない値も、曲尺用ストッパーを使うことでより精密に読み取ることができます。
【ラインアップ】※バーニヤ目盛付は金属製の曲尺用ストッパーのみです。
金属製の曲尺用ストッパーは耐衝撃、耐摩耗性が高く熱にも強い為、鉄工・溶材関係に向いています。
樹脂製は材料を傷つけにくい為、木工作業におすすめです。
用途に合わせてお選びください。
【 曲尺用ストッパーの製品情報は → こちらから 】